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(3年連続、堂々のチャンピオン獲得!)


motoGP最終戦の話題に酔っている裏で、

世界ラリー選手権(WRC)の方も2戦を残し、

ドライバーズ・チャンピオンが決定しました。


ちょっと鮮度落ちた話題とはなりますが、こちらでも改めて

ご紹介いたします。


「ワールド・チャンピオン」

4輪の世界では、毎年たった2人しかこの呼ばれ方をする

選手は生まれません。


一人はF1のワールドチャンピオン、フェルナンド・アロンソ

そしてもう一人はWRCのワールドチャンピオンである。


そのWRCの2006年ワールドチャンピオンに、過去2年

連続ワールドチャンピオンを獲得している、

セバスチャン・ローブが3年連続でそのタイトルを獲得した。


WRC第14戦オーストラリア・ラウンドは、

2006年10月27-29日の日程で開催された。


ポイントリーダーのS・ローブ(クロノス・シトロエン)は

当ブログでも既報の通り、トレーニング中の自転車で転倒

し、上腕を骨折して前戦トルコと、本大会を欠場していた。


しかし、ポイント争いを繰りひろげていた、ランキング2位

マーカス・グロンホルムがオーストラリア・ラウンド5位と

なり、この時点で、残り2ラウンド


どちらもグロンホルムが優勝してもローブのポイントを

上回る可能性がゼロとなった事から、ローブ不在のまま

2006年のワールドチャンピオンが確定した。


尚、WRCオーストラリア・ラウンドは、フォードの

ミッコ・ヒルボネンがWRC初優勝を飾った。

また、マニュファクチャラーズ・タイトルは、残り2戦で

フォードが、シトロエンを16ポイントリードしている。

こちらは最終戦まで余談を許さない状況。


新世代と言われる「ローブ」「ソルベルグ」「グロンホルム」

は電子制御デフの使い方が90年代の主流と明らかに

違っていると言われている。


その新世代の中で、既に8年以上も使い込まれた、

「シトロエン・クサラ」を駆り、3年連続タイトルを獲得した

事は、マシンの成熟と先見性、そしてドライバーの安定感

による具現化であろう。


特に、今年はワークス体制でないシトロエンについては

しばしば、ワークスのフォードに苦しめられながら、結果

欠場状態でもチャンピオンを獲得してしまったローブの

円熟さには本当に驚かされる。


来年は、シトロエン・ワークスが復帰し、新車のC4も投入

される事がすでに発表され、ローブは4年連続のチャンピ

オンに向け、明るい材料ばかりである。


また、本年2位となったル・マン24時間耐久も来年こそ

優勝と思っているであろう。


まだしばらくはローブの時代が続きそうな予感がする。


そして次戦ニュージーランド・ラウンドには・・・

バレンティーノ・ロッシが4年ぶりにWRCに帰ってきます!

必見です!


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